加茂神社案内
境内散歩
拝殿・神殿
拝殿より中殿・本殿
今上陛下御大典祈念奉祝事業として中殿、本殿、社務所、その他付随施設は平成三年十月起案、平成五年五月、完成しました。
町内過疎化の進む状況の中、氏神さんは氏子の手によって新築するとの基本方針の上で、全ての工事を、菊間町内の氏子職人の手によって完成することが出来ました。
燻銀に輝く菊間瓦
拝殿の屋根には、全国の名だたる神社、寺院、城郭などを葺きこんできた実績のある菊間名産の菊間瓦を本葺きしました。
境内社 学問の神道真公を祀る天神社
社務所
庭園のウバメガシウバメガシという常緑広葉樹は海岸線近くに繁殖するのが普通である。 塩性に強く乾燥にも耐え、海岸に近い絶壁にもよく育つ。菊間町のウバメガシの繁殖地を調べてみると、加茂神社社叢一帯、明田の長津神社、池原、高田までの周辺に自生地があり、縄文時代の中ごろは、このあたりまで海岸線であったようである。 |
石碑
第13回全国市町村ホースサミット開催平成14年度に馬に関係する全国市町村のホースサミットが当町で、祭に合わせた日程にて開催されました。 北は北海道から、南は鹿児島までサミット参加者、祭見学を楽しんでいただきました。 記念碑には、昭和41年NHK放送の「馬と少年たち」の番組の中で作詞した、サトウ ハチローの詩の一節が掘り込まれている。 お供馬の祭を唄う サトウ ハチロー おやじも乗ったぞ おぢいもやったぞ おいらも負けずに がっちりやるぞ 手をふる母だぞ 妹もいるぞ タノムといえばうななく馬だぞ |
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参道より境内に上がる石段の所にある川柳碑 仲川 凡洲 毎日新聞柳壇選者 他 |
神馬
神馬の歴史
大正十三年一月青銅製神馬奉納、昭和十八年太平洋戦争長期化に伴い、金属類回収のため、神馬、及び日清、日露戦勝記念大砲砲弾等供出。
昭和二十一年、神馬の復元を、明治十七年出生の還暦当事者三十八名が協議し、年賀記念として細工人、光野亀太郎、窯元、土井小十郎に委託して瓦製の神馬献上。
神馬も風雨に曝されること三十年、損壊はなはだしく崩壊寸前の状態となり修理の方法もなく、傑作を偲ぶよすがとして、頭部を菊間町瓦会館に保存して、後世に伝え新たに昭和五十年五月新たに氏子有志が献納。