加茂神社祭礼前日早朝、末社八幡神社、厳島神社、砥鹿神社の宮出しが行われ、引き続き各神輿は町内を巡航する。 昔芝居興行をする場合役者はそれぞれの扮装をして宣伝のために町廻をした。これを顔見世といい初日興行もまた顔見世といった。 菊間祭りの顔見世とは巡町が終わった後に、太鼓台、牛鬼、山車などが勢揃いし町内を練り歩き、神輿渡御の祝儀を貰う行事である。その本舞台は加茂神社の境内での神賑 供奉に参加することである。 加茂神社祭礼当日早朝、これらの神輿が(伊勢音頭)の掛け声で暁のしじまを破って渡御してくる。午前十一時に始まる加茂神社の神輿渡御に供奉するためにそれまでは神社拝殿に安置される。引き続き各地区子供神輿が供奉のために集まってくる。 輿丁(かきて)の装束は白装束で、勿論祭事専用のものである。昔の千早をかたどった服装である。午前十一時宮出し、四十一歳厄年輿丁の加茂神社神輿を先頭に参加神輿全てが馬場で練る。約一時間後、ラッパ合図で御旅所まで神幸行列を組み進む。 牛鬼を先頭にして、ダイバ(猿田彦)、獅子、露払い、神旗、毛槍、弓、立傘、鉾、盾、幟、 などの神寳類、本社神輿、各末社神輿、お供馬の順にて神幸行列が開始される。 平成20年度に、厳島神社神輿2体が新調されることになりました。 歴史ある古い神輿の形状をそのまま残して新調されます。祭り当日をお楽しみに。 |
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準特選 | 入選 | 入選 | ||
祭 | 練り | 最高のとき | 最高潮 | 加茂神社の幻想 |
伊予市 | 菊間町 | 西条市 | 北条市 | 松山市 |
三浦 弘志 | 本宮 正夫 | 松木 美智子 | 山本 泉 | 島川 武 |
菊間祭りの日 | 参道を練るみこし | 太鼓のお見送り | 神輿さし上げ |
今治市 | 菊間町 | 玉川町 | 新居浜市 |
矢野 伸 | 玉田 穂積 | 井門 弘 | 日野 清 |
準特選 | 準特選 | 入選 | 入選 | 入選 |
団結 | 秋空に響く | 巫女さん | 神輿お旅所へ | 差し上げ |
北条市 | 北条市 | 松山市 | 菊間町 | 北条市 |
山本 泉 | 山下 与志一 | 井上 昭 | 森田 聡 | 胡田 善友 |
入選 | ||||
勢揃い | 力をしぼって | 練る!練る!練る | 宮入り | 加茂の神輿と秋日和 |
松山市 | 松山市 | 北条市 | 香川県仲南町 | 菊間町 |
相原 利雄 | 佐伯 隆行 | 大橋 傳 | 池田 茂雄 | 石山 義紀 |
神輿さし上げ | クライマックス | 宮出し勢揃い | 神輿合戦クライマックス | 神輿が行く |
松山市 | 今治市 | 北条市 | 北条市 | 岡山県建部町 |
楠本 真人 | 村上 仙之助 | 吉井 恵 | 大橋 傳 | 斉藤 孝義 |
御三家 | 宮出し | 加茂神社祭最高潮 |
玉川町 | 北条市 | 北条市 |
井門 弘 | 山下 与志一 | 山本 泉 |
今年は、菊間町、町地区の厳島神社神輿が新調されました。 元の神輿は、かなり古く加茂神社のお下がりであったとの言い伝えがありますが、定かではありません。 今日までの長い年月修理に修理を重ね、もはやその修理さえ出来ない状態になっていました。そんな中氏子皆様方から、神輿新調の話が出始めたのが3年ほど前、その間色々草案を練っていましたが、今が潮時と 平成十九年の暮れ、神社総代一同協議の結果、新調神輿奉賛会を結成し、広く町内外の皆様に奉賛のお願いをしてまいりました。 結果、氏子皆様をはじめ、町外在住者の皆様方から快く奉賛活動に賛同してくださり、立派な昔の姿に復元できました。 若い人たちの意見を多く取り入れ、元の神輿と寸分違わず、彫刻品などの装飾品も全く同じくし、(何代にも渡って担いできた神輿の形態は変えることなく次の代に引き続けたいとの意見に)特注品となりました。 また、其れに合わせて子供神輿も大人神輿の縮小版とし、復元しました
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